i-papax’s blog

経済的自由を目指して、株主優待を楽しみつつ、国内外の高配当株に投資しています。(サラリーマン工学博士)

米国‐連続増配株はやはり強い(投資実績:JNJ,MCD,PG)

米国ー連続増配株はやはり強い(投資実績:JNJ,MCD,PG)

米国連続増配株は「餌を与えなくても成長する金の卵を産み続ける鶏」

はじめに

 コロナショックによる株価の低迷で、投資を始めるのに良い機会だと考える方が多いためなのか、ネット証券口座の新規開設数が増えているとのことです。最近は少し株価が戻ってきていますが、世界経済への新型コロナウィルスの影響を考慮すると、株価の再度の下落や低迷が続くかもしれません。
 私が米国株投資を始めたのはリーマンショック直後に日本株を始めてしばらく経ってからでした。日本株については暴落時に、優良でなおかつ高配当or/&魅力的な株主優待がある企業の株を購入し、長期保有することで「金の卵を産む鶏」を実現できています(ご参考:日本株 カテゴリーの記事一覧 - i-papax’s blog)。

 日本株投資に慣れてきた頃に、米国株への投資を始めました。米国株についても基本スタンスは日本株と同じです。ただし、米国株には株主優待がある銘柄が極めて少なく、さらに日本人が株主優待を入手し、行使することは難しいようなので、「優良かつ高配当な企業」に焦点を絞り投資しました。なお、よく知られているとおり、米国には連続増配している企業がたくさんあります。そこで、長期の資産形成という観点から連続増配であることも考慮することにしました。 

 今振り返ると、「優良で、高配当かつ連続増配」の米国企業の株を購入し、ホールドし続けたことが、資産の拡大と不労所得の増大に寄与しています。株価が上昇しても、基本的にはホールドし続け、キャピタルゲインを積極的には取りに行かないため、短期間で大きく資産を増やすことはできませんが、今回の株価暴落においても含み益を維持しており、ストレスを感じることはほとんどありませんでした。

 この方法は、購入時以外は手間が掛からないため、本業のために投資にあまり時間を掛けられないサラリーマン兼業投資家にとっては一つの投資スタイルに成るのではないかと思います。
 未来のことは分かりませんが、過去を振り返ることはできます。かといって未来が過去と同じようになるとは限りませんが、いくつか実例を紹介させて頂きたいと考えています。何かの参考になれば幸いです。

 

ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ),マクドナルド(MCD),プロクター・アンド・ギャンブル(PG)の場合

購入タイミング 

 JNJ、MCD、PGの株はリーマンショック後しばらく経ってから2015年までに、表1に示す平均購入単価で取得いたしました。2015年時点の投資元本に対する配当利回りはいずれも3%を超えていました。

 その後、JNJとMCDの株価は買値を下回ることなく中長期的に右肩上がりの傾向が続いたため、買い増しすることなく現在に至っています。

 

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 一方、PGは2018年に買値を下回るタイミングがあったため、買い増しを行い平均購入単価を79.63米ドルに下げています。この買い増しと増配により、PGの2018年時点での投資元本に対する配当利回りは3.5%にUPしていました。

 

配当の推移

 図1に2015年以降の各社の配当の推移を示します。3社はいずれも増配していますが、増配率には差があります。2015年の配当に対する2019年の配当の増加率は、MCDが37.5%、JNJが27.1%、PGが12.0%です。MCDの配当の伸びが顕著です。

 

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図1 配当の推移

投資元本に対する配当利回りの推移

 図2に投資元本に対する配当利回りの推移を示します。いずれも増配により配当利回りは向上しています。特にMCDは増配率が高いため、このペースで増配が進めば2020年にはJNJに肉薄する可能性がありますが、新型コロナウィルスの影響でどのようになるかは今のところ未知数です。

 

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図2 投資元本に対する配当利回りの推移

今後について

 3社の株価はいずれも中長期的には上昇してきており、今回の新型コロナウィルスの影響による暴落においても株価が買値を下回ることはありませんでした。 表2に各社の連続増配年数、投資元本に対する現在(5/5終値)の損益率、配当利回り(投資元本及び5/5終値に対するに対する2019年配当の配当利回り)を示します。3社はともに米国を代表する連続増配株です。3社の中で連続増配年数が最も短いMCDでも44年であり、日本の企業で最長の花王(東1・4452、30年)を圧倒しています。 

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 3社は株価も成長しています。特にJNJの株価は買値の2倍を超えています。このため、所有する株式の6割程度(税金を考慮)を売却すれば、売却価格によって投資元本を回収し、残りの株式は高配当利回り(5%超)のキャッシュフローを生む、所謂「恩株」とすることが可能です。なお、今後もさらなる株価の上昇と増配が期待できることから、今のところは3社ともに売却することは考えていません。

 一方、現在の配当利回りは株価が上昇したことで3%を切る水準になっています。個人的には配当利回り3%未満の株は購入対象とはしていないため、当面、買い増しすることはないと思います。

 新型コロナウィルスの影響がどのように作用するかは未知数ですが、JNJ、MCD、PGの3社は私にとって、何もしなくても(餌を与えなくても)、長期的には株価は上昇し(成長し)、配当が増える(金の卵を産み続ける)ことが、期待できると(今のところは)考えています。

 なお、頂いた配当は、アルトリアグループ(MO)、AT&T(T)、エクソンモービル(XOM)、インターナショナルビジネスマシーンズ(IBM)などの連続増配&高配当株に投入しています。加えて、新型コロナウィルスの影響による個別株のリスクを回避するため、一部を高配当の米国株ETF(SPDR)にも振り分け始めています。 

 

(投資は自己責任でお願いします)